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Less is more

少ないほど豊かである 


by kyoko

キンシバイとビヨウヤナギ

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キンシバイ(金糸梅)


金糸梅
オトギリソウ科オトギリソウ属の半落葉小低木。
本種のことをヒペリカムということも多いが、
ヒペリカムはオトギリソウ属に分類される低木の総称。
中国原産で、江戸時代に渡来したと言われる。
花の形が梅に似ており、色が黄色であることが名前の由来。





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ビヨウヤナギ(未央柳)



未央柳
オトギリソウ科オトギリソウ属の半落葉低木。
中国原産。
花期は5月~7月で直径5センチ程の花を咲かせる。
キンシバイによく似ているが、特に雄蕊が長く多数ある。
枝先がやや垂れ下がり葉がヤナギに似ているので、
ビヨウヤナギと呼ばれるが、ヤナギの仲間ではない。

中国では金糸桃と呼ばれている。
ビヨウヤナギに未央柳を当てるのは日本の通称名。
由来は未央宮殿の柳を楊貴妃の眉に喩えて
未央柳の情景を詠んだ一説があり、
美しい花と柳に似た葉を持つ木を
この故事になぞらえて未央柳と呼ぶようになったと言われる。
また、「美容柳」などを充てることもあるが、
語源は不明。単に未央を美容と置き換えたものだろう。










by kyoko_mn | 2021-05-30 08:10 | hana